この本は先日開催された「マエバシ BOOK FES」で頂きました。

帯には「日本随一のビジネスコーチが、世界随一のプロゴルファーからゴルフのコーチを受ける」とあります。（写真ではシンプルな装丁がとても良いので帯を外しています。）

この本の面白いところは、実際にクラブを持ってのレッスンが一切無いということです。

ここに書かれているのは、テクニックではなくゴルフに対する考え方、上達するためにはどのように考えるかという事です。つまり「習い方を習う本」なのです。

まず「ターゲットに向かって打ってはいけない」から始まります。ゴルフの様な再現性が重視される運動では、最初に自分のスイングを開発しないといけない。ターゲットに近づける事を優先した練習では、まれにターゲットに寄せる事が出来てもまぐれに終わる。まずは自分のスイングを作る事が大切だ。と言うのです。しかも、基本は同じでも良いスイングは人によって異なるとも・・・。出だしからなるほど〜でした。

そして、イメージをつくる、大きな筋肉と小さな筋肉、筋肉は動きを記憶する、クラブではなく身体をコントロールする、自分のデリバリー（出力）をコントロールする等など・・・

私は「ゴルフ」を「ディスクゴルフ」に置き換えて読みました。特に私の様な「レイト・ビギナー」にとっては「習い方を習う」ことがとても大切だと教えられました。

手元において何度も読み返したい本です。

最後になりますが、「マエバシ BOOK FES」ゼネラルプロデューサー糸井重里さん、関係者及び運営スタッフの皆様、この本に限らず素敵な本との出会いの機会をつくって頂いたことに心から感謝致します。ありがとう。

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習い方を習う